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ははむすめ

ははむすめ / モール / 2017

 

ははむすめ

高さ約2mの土偶のようなシルエットをしたソフト・スカルプチュア。

2017年制作の「母体」をテーマにした作品。

モールを素材に用いて、背面と顔部分は平織りにて制作。

大きく前面に飛び出した母腹には人が1人入れるくらいのボリュームがある。

丹田にあたる位置には細長い筒状の穴があり、膣かあるいは反転した男性器のような形状が内蔵されている。

その周辺には血管のようにモールが広がっており、織り・編み・組みなど複数の手法を取り入れた作品。

モールは針金と化学繊維によって構成されており、自由な造形と形状維持が可能である。これを人体の骨と肉に見立てて、素材として使用した。

SEIAN COLLECTION 2016 「textile fashion show」

撮影:SHIGEKI TSUJI

 

SEIAN COLLECTION 2016

成安造形大学では学生主体のファッションショーが卒業制作展の時期に合わせて毎年開催されている。

会場は重要文化財である京都文化博物館 別館(旧日本銀行京都支店)で行われ、主にファッションデザインコース(現在はコスチュームデザインコース)の学生によって運営される。

佐々きみ菜はテキスタイルアートコースの所属だったが、インスタレーションとして空間に展示される素材と、衣装として身体に纏うことで動きが加わった素材の違いに着目し、見え方の違いについて研究を行った。

身に纏った白いワイヤーやカラフルな紙繊維のオーナメントに対して、物理的に動きが加わることで独特の揺れ感が現れたり、色彩が混ざったようにも見えることがある。

また、インスタレーションでは鑑賞者が動いて鑑賞するのに対し、ファッションショーではモデルが動くことにより鑑賞者はある一定の視点から作品を鑑賞することになる。

コスチューム作品を発表するようになったのはこのような学生ファッションショーからで、この経験によって身体・衣服・空間についての思考を深めていくようになる。

2人展 胎内回帰

京都府京田辺市のTANADAピースギャラリー

 

うえのすみか作品

 

会場風景

 

うえのすみか作品

 

原風景「菜」 / ハードチュール,ポリロン / 2015

 

原風景「菜」 / ハードチュール,ポリロン / 2015

 

胎盤 / 綿糸,ウール / 2015

 

胎盤 / 綿糸,ウール / 2015

 

うえのすみか 佐々きみ菜 2人展「胎内回帰」

本展覧会にて初めて「胎内」をテーマに作品制作を行った。

2名の作家は会期中に20歳の誕生日をむかえる。

うえのすみかは自身が生まれた時と同じ重さの胎児と、

十月十日膨らんでいく母腹を石粉粘土にて制作。

佐々きみ菜は名前の由来となる菜の花を模した布造形と、

20歳の自分に適した大きさの胎盤をつづれ織りにて制作する。