原始感覚美術祭2018 水のハレとケ
原始感覚美術祭に参加して2年目の年。2018年は諸事情により細切れでの滞在となったため、現地での制作はせずに「うまれの祈り」シリーズのコスチュームをもってパフォーマンスでの参加がメインとなった。
前年に原始感覚美術祭に参加したことによって新たに展開が広がった作品と共に大町に帰ってくることが、個人的ではあるが意味があったのだと思われる。
モールという素材に骨や肉という身体性を見出して制作した作品だったのだが、実際に着用して見るととても人工的な素材のため、自然の力が強い大町ではやや違和感を感じる結果となった。
また、様々な参加者の表現に触れることで、身体表現や即興表現に関しても思考を深めていくこととなる。